スタートデッキ「バーダック」の全カードチェック
この記事では、24年8月9日に発売されたドラゴンボールスーパーカードゲームフュージョンワールドの新色である「黒」がフィーチャーされたスタートデッキ:バーダックを紹介いたします。
バーダックは、孫悟空の父親として原作では2コマで倒されてしまうのですが、外伝作品など含めて非常に人気の高いキャラの一人で、どのような効果で再現されているかが楽しみですね。
黒のバーダックがリーダーのデッキ。黒はエナジーマーカーを再利用したり、コンボをしている時に強化されるカードがあるのが特徴になっている。バーダックのリーダー効果である「リーダーの戦闘中にデッキトップのバーダック一味をコンボさせる」が強く、そのリーダー効果を活かしながら戦えるカードが多数収録されている。
パッケージ
発売日 | 2024年8月19日(金) |
希望小売価格 | 990円(税込) |
セット内容 | 構築済みデッキ:カード51枚 エナジーマーカー:1枚 プレイシート/ルールマニュアル:1枚 ボーナスパック:1パック デジタル版連動シリアルコード:1枚 |
レアリティ | リーダーカード:1種 コモン:13種 スーパーレア:2種 |
このデッキは、黒色をメインカラーとしたデッキで、パッケージはバーダックになっています。
価格は、990円で1つのデッキが入っていて、遊ぶために必要なカードは全部揃っています。またデジタル版に連動したシリアルコードが入っています。このコードを使えば、このスタートデッキの収録カードを使ってデジタル版のDBSCフュージョンワールドの中で遊ぶことができます。
デジタル版では、ルールが丁寧に解説されていたり、CPUと対戦して練習したり、全世界のユーザーと一緒に戦ったりできるので、ちょっと初めて見たい人や、遊びたいけど短時間しか時間が無い人におススメです。
開封するとすぐに覚醒したバーダックが出てきました。しっかりとビニールで包装がなされていて、傷がつかないようになっている所は好感が持てますね!
リーダーカード
バーダック(1枚収録)
バーダック FRONT | 黒 パワー15,000 サイヤ人/バーダック一味 【アタック時】カードを1枚引く 【覚醒】(条件を満たしていれば、【起動メイン/戦闘中】で発動できる)自分のライフが4以下の場合、カードを1枚引く。その後、このカードを裏返す。 |
バーダック AWAKEN | 黒 パワー20,000 サイヤ人/バーダック一味 【アタック時】カードを1枚引く。その後、この戦闘中、このカードのパワー+5000。 【起動戦闘中】【自分のターン中】【ターン1回】自分のデッキの上から1枚を見て、特徴《バーダック一味》を持つバトルカード1枚までをコンボさせる。残りをデッキの上か下に置く。 |
このデッキのリーダーカードであるバーダックです。
表面の時は、パワー15,000と標準的なパワーサイズです。アタック時に1ドローがついていて、ライフ4以下の時に1ドローしつつ、覚醒状態(裏返す)にすることができます。
覚醒後は、パワーが20,000となります。カード効果は、アタック時の1ドローに加えて、戦闘中のみ+5000パワーが上がります。戦闘中に、自分のデッキの上から1枚を見て、バーダック一味であれば、コンボすることができます。
自分のターンの攻撃時にパワー上げつつ攻撃できる効果がかなり強そうですね。バーダック一味は、まだ種類が少ないので、これから増えていくとかなりの強いリーダーになりそうです。
バトルカード
セリパ(4枚収録)
セリパ | 黒 1コスト パワー5,000 コンボパワー5,000 サイヤ人/バーダック一味 【登場時】カード1枚を引く。 |
セリパは、1コストでパワー5,000のバトルカードです。登場時に1ドローすることができます。どのカラーにも1枚はいるドローソース要員ですね。バーダック一味の特徴を持っているので、バーダックデッキであれば4枚積み必須な1枚かなと思いました。
カカロット(2枚収録)
カカロット | 黒 1コスト パワー2 コンボパワー5,000 サイヤ人 【登場時】自分の手札1枚をデッキの上か下に置く:自分のエナジーマーカーが無い場合、自分はエナジーマーカー1つを置く。 |
このデッキの1枚目のSRは、カカロットです。
1コストでパワーは2と弱めですね。ただ登場時に、手札1枚をデッキの上か下におくことで、エナジーマーカーを追加することができます。実質的にエナジー加速用の能力として使えるので、黒のデッキのキーカードの1枚になりそうです。
トテッポ(4枚収録)
トテッポ | 黒 1コスト パワー15,000 コンボパワー10,000 サイヤ人/バーダック一味 |
トテッポは、1コストでパワー15,000のバトルカードです。カード効果は無いバニラカードになります。性能は普通くらいですが、バーダック一味の効果があるので、バーダックを活かして戦うこのデッキには入ってくる1枚になるかなと思います。
大猿バーダック(2枚収録)
大猿バーダック | 黒 4コスト パワー30,000、コンボパワー10,000 サイヤ人/大猿/バーダック一味 |
ここからはバトルカードの紹介になります。
大猿バーダックは、黒の4コストのバトルカードです。パワーが30,000あるので、相手のリーダーが覚醒していても素のパワーで攻撃を通すことができるラインになっています。
黒はエナジーマーカーを使って戦うタイプのデッキなので、3ターン目には最速で盤面に出すことができると思うと、バニラとは言えかなり強いですね。コンボパワーが10,000あるのも腐りづらくて良さそうです。
ナッパ:青年期(4枚収録)
ナッパ:青年期 | 黒 1コスト パワー15,000 コンボパワー5,000 サイヤ人 【永続】このカードの戦闘中、自分のコンボエリアにカードがある場合、このカードのパワー+5000。 |
ナッパ:青年期は、1コストでパワーが15,000のバトルカードです。自分のコンボエリアにカードがあるとパワーが5,000上がる効果を持っています。
コンボエリアにカードがあれば、このカードのパワーが20,000というラインになるので、1コストのカードにしては破格の性能になりそうです。ただバーダック一味の特徴が無いので、このデッキだと使い処が難しそうな1枚ですね。
パンプーキン(4枚収録)
パンプーキン | 黒 2コスト パワー20,000 コンボパワー10,000 サイヤ人/バーダック一味 |
パンプーキンは、2コスト、パワー20,000のバトルカードです。能力は無いバニラカードになっています。バーダック一味を持っているので、バーダックを活かして戦うこのデッキでは活躍しそうです。
ドドリア(4枚収録)
ドドリア | 黒 2コスト パワー15,000 コンボパワー10,000 フリーザ軍 【自動】【自分のターン中】【ターン1回】このカードの戦闘中、自分がコンボした時、カード1枚を引く。 |
ドドリアは、2コストでパワー15,000のバトルカードです。自分がコンボした時に自動で発動し、1ドローする効果があります。バーダック一味と相性が良い効果のカードですが、バーダック一味じゃないところで活躍が限定されそうな1枚ですね。
ベジータ:幼年期(4枚収録)
ベジータ:幼年期 | 黒 2コスト パワー15,000 コンボパワー10,000 サイヤ人 【クリティカル】(このカードのアタックでダメージを与えた時、そのライフはドロップに置かれる) |
ベジータ:幼年期は、パワー15,000のバトルカードです。クリティカル効果を持っているので、相手にダメージを与えた時にライフが直接ドロップに送られます。
クリティカルの効果ですが実際に使われると結構嫌な効果なんですよね。ライフという貴重なリソースが削られてしまうので。このカード自体はよさそうですが、バーダック中心のデッキでの活躍は限られるかなという印象を持ちました。
トーマ(4枚収録)
トーマ | 黒 2コスト パワー20,000 コンボパワー5,000 サイヤ人/バーダック一味 【アタック時】自分のライフ1枚までを手札に加える。その後、自分のデッキの上から1枚を見て、デッキの上かドロップに置く。 |
トーマは、2コストでパワー20,000のバトルカードです。アタック時にライフを1枚手札に加えて、デッキの上1枚を確認し、デッキトップに戻すか、ドロップに置くかを決めることができます。
このカードの能力はかなり強いですね。ライフを手札にいれつつ、デッキトップ確認ができます。ただアタック時にライフを手札に入れないとデッキトップ確認ができないので、終盤に効果は使われないかなと思いました。
バーダック(4枚収録)
バーダック | 黒 3コスト パワー20,000 コンボパワー5,000 サイヤ人/バーダック一味 【自動】【ターン1回】このカードの戦闘中、自分がコンボした時、自分の手札のコスト2以下の特徴《バーダック一味》を持つバトルカード1枚までを登場させる。 |
バーダックは、3コストでパワー20,000のバトルカードです。このカードの戦闘中にコンボを使った場合は、手札に2以下のバーダック一味を登場させることができます。
バーダックデッキは、低コストのカードが多いので、このカードの効果でコンボしながら、新しいバトルカードを出すという形で盤面を整えながら戦うということができそうです。
フリーザ(4枚収録)
フリーザ | 黒 4コスト パワー25,000 コンボパワー5,000 フリーザ一味/フリーザ軍 【アタック時】相手のコスト3以下の特徴《サイヤ人》を持つバトルカード1枚までを選び、KOする。その後、自分のエナジーマーカーがある場合、相手のバトルエリアの【フィールド】1枚までを選び、ドロップに置く。 |
フリーザは、4コストでパワーが25,000のバトルカードです。アタック時に、相手のコスト3以下のサイヤ人のバトルカードをKOしつつ、エナジーマーカーがあるなら相手のフィールドカードをドロップエリアにおくことができます。
サイヤ人限定であれば、3コストまでは簡単に処理できるのは強いですね。またフィールドカードは除去する手段が限られているので、このカードで処理できるというのもよさそうです。ただエナジーマーカーが無いといけないというのが使ってみると意外にボトルネックになりそうな気がします。
バーダック(2枚収録)
バーダック | 黒 5コスト パワー35,000 コンボパワー0 サイヤ人/バーダック一味 【ダブルストライク】(このカードのアタックで与えるダメージは2になる) 【起動 戦闘中】【自分のターン中】【ターン1回】自分のコンボエリアにカードが2枚以上ある場合、相手のバトルカード1枚までを選びKOする。 |
このデッキのSRカード2枚目は、スーパーサイヤ人になったバーダックです。5コストで、パワーは35,000あります。ダブルストライク持ちなので、一撃でライフを2削ることが可能です。また、コンボエリアに2枚以上のカードがあれば、相手のバトルカード1枚をKOすることができます。
ダブルストライクも強いですが、2枚をコンボすることで、相手のバトルカードを条件なしでKOできるのは強いですね。フィニッシャーとして活躍しそうな1枚です。何だかんだでオリジナルのスーパーサイヤ人1がカッコいいですよね。
孫御飯(4枚収録)
孫御飯 | 黒 7コスト パワー15,000 コンボパワー10,000 地球人 【スーパーコンボ】(【スーパーコンボ】を持つカードはデッキに4枚までしか入れることができない) 【自動】【相手のターン中】手札のこのカードでコンボした時、このカードのコンボパワー+10,000 |
このデッキのスーパーコンボ枠は、孫悟空の育ての親である「孫御飯」です。7コストで、パワー15,000という性能としては微妙ですが、スーパーコンボがあるので黒のデッキには4枚必須級のカードになりそうです。
エクストラカード
運命への抵抗(2枚収録)
運命への抵抗 | 黒 1コスト サイヤ人/バーダック一味 【起動 戦闘中】自分のリーダーか自分のバトルカード1枚を選び、この戦闘中、パワー+15,000。その後、自分のコンボエリアにカードがある場合、カード1枚を引く。 |
運命の抵抗は、1コストで使うエクストラカードです。
戦闘中に使い、自分のリーダーかバトルカード1枚のパワーを15,000上げることができます。またコンボエリアにカードがあれば1ドローすることも可能です。
1コストで使えるのが良いのと、コンボしつつ、パワーを上げれば1ドローまでついてくるアドバンテージが多いエクストラカードですね。リーダーの守りを固める時に活躍しそうな1枚です。
たったひとりの最終決戦(4枚収録)
たったひとりの最終決戦 | 黒 1コスト サイヤ人/バーダック一味 【フィールド】(このカードは自分の他の【フィールド】を置くまで、バトルエリアに置き続ける) 【起動戦闘中】このカードをレストにする:自分のデッキの上から2枚を見て、好きな順番でデッキの上か下に置く。 |
たったひとりの最終決戦は、1コストでつかうエクストラカードです。
フィールドに設置し、戦闘中にレストにして起動することで、自分のデッキの上から2枚を見て、好きな順番でデッキの上か下におくことができます。
序盤に置けるとかなりアドバンテージが稼げそうな1枚ですね。毎ターンデッキの上2枚を見れるので、リーダーバーダックの効果との相性が良さそうな1枚です。
その他
エナジーマーカー
各スタートデッキには、エナジーマーカーが1枚封入されています。このエナジーマーカーには、孫悟空やベジータのエナジーマーカーなど、様々な種類があります。自分の使うリーダーカードに合わせてエナジーマーカーを買ってみたりしても面白いですよね。
さいごに
この記事では黒のバーダックデッキを全カードチェックして紹介させていただきました。
バーダックのデッキは、バーダックのリーダー効果を活かすために、バーダック一味が多くなっていました。また黒の特徴として、コンボエリアにカードを置くとバトルカードが強化される効果や、エナジーマーカーを持ってくる効果があるなど、今までのフュージョンワールドにはなかったギミックが搭載されていて、さらに奥深いゲーム性を演出できています。